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2025.08.01

「なんか美味しくない」「思ってた味と違う」を解決 いつもおいしいを実現する“味つけの基本”4選

 料理の「おいしさ」を決める最大のポイントは、やはり味つけです。

 

「しょうゆ:酒:みりん=1:1:1」といった基本の割合を覚えておけば、確かに失敗は減ります。しかし、実はそれだけでは本当においしい料理にはなかなかたどり着けません。

 

 こんな経験はありませんか?

・煮つめすぎて、味が濃くなってしまった
・逆に煮つめ足りず、味がぼんやりしてしまった
・お肉が思ったよりもかたくなってしまった

 実はこれらは、「味つけの基本」を知らずに作ると、よく起きる失敗です。

 

 そこで今回は、料理に自信が持てない方に向けて「ちょうどいい味」に仕上げられる4つのコツをレシピ本大賞で入賞した料理家・倉橋利江さんの著書『黄金比で作る!万能な味つけ』(新星出版社)から紹介します。

 

 味つけのタイミング、たれのからめ方、下ごしらえの工夫など、すぐに実践できるテクニックとは?

 

 日々の料理を、もっとおいしくするための基本をぜひチェックしてみてください。

煮つめるときのコツ
煮つめるときのコツは3つ

(1)フライパンの中央にスペースをあけてたれを入れ、アルコールをとばす。

(2)少しとろりとするまで待ってから、手早くからめる。

(3)汁けが少なくなってきたらすぐに火を止める。

 

 

【よくある失敗】

🔷煮つめ方が足りない

サラサラしたたれや煮汁がたくさん残っている状態。ここで火を止めてしまうと味が薄く、もの足りない仕上がりになってしまいます。

 

🔷煮つめすぎ

とろりとしてきてからも加熱を続けるとたれが完全になくなり、焦げついたり、味が濃くなったりします。

調味料を加えるコツ

■砂糖・酒のあとに、しょうゆ・みりんを入れる

 肉を加熱していく際、砂糖や酒を先に入れ、仕上げの段階でしょうゆやみりんを加えます。こうすると、食材にしっかりと甘みが入るうえ、やわらかな仕上がりになります。しょうゆのコクや香り、みりんの照りも引き立ちます。しょうゆを先に入れてしまうと砂糖の甘みが入りづらくなり、みりんを早く入れてしまうと食材がかたくなる場合があります。

 

■オリーブオイルは最後に加える

 マリネソースは、酢に砂糖、塩、こしょうを完全に溶かしてからオリーブオイルを加えます。そして乳化してとろりと白っぽくなるまでしっかりと混ぜることがおいしさのポイントです。よくある失敗としてオリーブオイルを一緒に入れてしまうことが挙げられますが、砂糖、塩、こしょうが溶けづらくなり、味がぼやける原因になります。

加える順番を守ることで、ちょうどいい味加減に
焼く・炒めるときのコツ

■余分な脂を拭き取る

 肉や魚、野菜を炒めたときに出てくる余分な脂や水分は、合わせ調味料を加える前にキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ります。臭みが取れるうえ、味がストンと決まります。

 

■風味づけは最後に

 バターを味つけに使うときは、必ず仕上げに入れます。最初からバターで炒めてしまうと、風味が失われてしまいます。

炒めるときは余分な脂や水分をしっかり拭き取って
下処理をするときのコツ

■切り込みを入れてたたく

 食材にしっかりと味がしみ込むだけではなく、加熱時間が短くなるので、火を通しすぎて味が濃くなったり、食材がかたくなったりするのを防げます。

 

■粉でコーティングする

 調味料がからみやすくなるほか、薄力粉や片栗粉がうまみを閉じ込めてくれ、ふっくらとやわらかな食感に仕上がります。

 

■塩をふっておく

 下味をつけるだけでなく、塩をふってしばらく置いておくことで余分な水分や臭みを取り除く効果も。たれもなじみやすくなります。

 

■肉を常温に戻しておく

 厚切り肉やかたまり肉は調理する30分ほど前に冷蔵庫から出しておきます。生焼けを防ぎ、短時間の加熱で食材をやわらかく仕上げます。

下処理のコツを覚えておこう

 ここまで、意外と知らない「味つけのコツ」を紹介しました。おいしさの分岐点は味つけで決まります。ぜひマスターして日ごろの料理に生かしてみましょう。

出典『黄金比で作る! 万能な味つけ』

写真 松久幸太郎

万能な味つけ
倉橋利江 著(プロフィールは下記参照)
おいしさは、このたれ&ソースで決まる!


「料理レシピ本大賞」に2回入賞!人気レシピ作家、倉橋利江の最新刊!
万能シリーズの第3弾は“万能すぎるたれ&ソース”


一家に1冊!永久保存版の「味つけ」の本です。


炒めものも、煮物も、丼ものも、マリネやサラダも、このたれとソースがあればOK!


「和の味つけ」「洋の味つけ」「中華・エスニックの味つけ」別に、
家庭でフル活用できる、“万能すぎる”たれ・ソースをご紹介します。


これが「我が家の味」になる!
料理のおいしさを決めるのは、味のからませ方。
この本は単なる「味つけの割合」を紹介するものではなく、
おいしさの分岐点となる
「味つけのタイミング」、
「煮つめ加減」、
「汁気のとばし方」、
「炒め加減」などを、
目でみてわかるように紹介しているので、
誰でも失敗なく、ベストなおいしさが引き出せるようになります。
味が濃すぎる、味が決まらない、固い・ベチャっとするなどのよくある失敗をなくし、
最短距離で「いつものおいしさ」にたどり着けます!


この味つけなら
最速で味が決まります。


◎「料理レシピ本大賞」で “2回入賞” の 倉橋利江先生
料理レシピ本大賞入賞の『作りおき&帰って10分おかず336』『野菜はスープとみそ汁だけでいい』など著作は50万部超。
好評!『万能な副菜』『万能おかず』に続く“万能シリーズ”第3弾
今、人気、おいしさ抜群の料理研究家です。
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倉橋利江(クラハシトシエ)
倉橋利江(くらはしとしえ)レシピ作家・編集者。料理上手な母の影響で、小学生の頃から台所に立って料理を覚える。料理編集者として出版社に勤務し、編集長として料理ムックの発行を多数手がけ、さらに大手出版社で料理雑誌の編集に携わったのちフリー編集者に。独立後、これまでに80冊以上の料理書籍を担当し、数々のヒット商品を送り出す。20年以上の編集経験から、料理家と読者をつなぐ存在でありたいと思い、仕事で学んだプロのコツと独自のアイデイアを組み合わせた「手に入りやすい食材で、作りやすく、恋しくなるレシピ」を考案している。著書に料理レシピ本大賞【料理部門】第6回入賞の『作りおき&帰って10分おかず336』、第8回入賞の『野菜はスープとみそ汁でとればいい』ほか、『ずっと使える!ぜんぶおいしい!万能な副菜』『今すぐ作れる!ずっと使える!万能おかず』『やせる!作りおき&帰って10分おかず330』『作りおき&朝7分お弁当312』『野菜の作りおき&帰って10分おかず332』『冷凍でおいしくなる!かんたん作りおきPremium』(いずれも新星出版社)、『あるもので! 10分! で500品決定版!』(Gakken)などがある。
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