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2025.06.13
料理レシピ本大賞受賞作家 倉橋利江さんのベストレシピ①

片栗粉と塩さえあればOK!【肉感たっぷり♡ハンバーグ】

料理レシピ本大賞受賞作家 倉橋利江さんが何回も作ってたどり着いたレシピ

 こんにちは、料理作家の倉橋利江です。私のお料理は、料理上手な母の影響や料理本の編集者としての経験などいろいろな要素が重なって試行錯誤の上、たどり着いたレシピです。

 今回は、『今すぐ作れる!ずっと使える! 万能おかず』からハンバーグの作り方をご紹介します。特別な材料は使わず、手間を省いています。誰にでも気軽に作れるので、ぜひお試しくださいね♪

ポイント

 つなぎのパン粉や卵、牛乳はいりません。冷たいひき肉に片栗粉と塩だけを混ぜ込みます。ポイントはたった1つ。玉ねぎをできるだけ細かいみじん切りにすること。生のまま入れるので炒めたり冷ましたりする手間もなし。これが、私がたどり着いた究極にジューシーなハンバーグです。

■材料(2人分)

合いびき肉……300g

玉ねぎ……1/2個

塩……小さじ1/2

こしょう……少々

片栗粉……大さじ1

酒……大さじ3

 

A トマトケチャップ……大さじ3

  牛乳……大さじ2

  ウスターソース、しょうゆ、水……各大さじ1

■作り方

① 玉ねぎは薄切りにしてから細かいみじん切りにする。

 

② ボウルに冷蔵庫から出したてのひき肉、塩、こしょうを入れ、つかむようにして手早く20回ほど練る。片栗粉を加えて練り混ぜ、①も加えて練り混ぜる。

 

③ 手のひらにサラダ油(分量外)を塗り、②を半量ずつ20回キャッチボールする要領で空気を抜き、厚さ2㎝の円形に整え、冷たいフライパンに並べ入れる。

 

④ 中火にかけ、2~3分焼く。焼き色がついたら裏返し、酒を加えてふたをし、弱火で8~9分蒸し焼きにし、器に盛る。

 

⑤ ④のフライパンにAを煮立たせ、ハンバーグにかける。お好みでレンジ加熱したブロッコリー、缶汁をきったコーン缶をあえて添える。

出典『万能おかず』

料理写真 松久幸太郎

今すぐ作れる!ずっと使える!
万能おかず
倉橋利江 著(プロフィールは下記参照)
「料理レシピ本大賞」に2回入賞!人気レシピ作家、倉橋利江の最新刊!

万能シリーズの第2弾は
今すぐ使える!ずっと使える!
永久保存の175レシピ

日々の幸せが2倍になる!
おいしくて、ほんとに使えるおかずだけを考えてみました。

家族で食べる時間がバラバラ、とにかく時間がない、多めに作ってお弁当にも使いたい…。
ごはん作りに降りかかる問題を、一気にまるごと解決できる1冊を作りました。

「みんなが好きだけど作るのが面倒!」というテーマにも徹底的に向き合いました。
例えばハンバーグは、つなぎの卵や牛乳、パン粉も必要なし。片栗粉と塩だけで、たまねぎも炒めずに生のまま使います。これで究極にジューシーなハンバーグが作れます。

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倉橋利江(クラハシトシエ)
倉橋利江(くらはしとしえ)レシピ作家・編集者。料理上手な母の影響で、小学生の頃から台所に立って料理を覚える。料理編集者として出版社に勤務し、編集長として料理ムックの発行を多数手がけ、さらに大手出版社で料理雑誌の編集に携わったのちフリー編集者に。独立後、これまでに80冊以上の料理書籍を担当し、数々のヒット商品を送り出す。20年以上の編集経験から、料理家と読者をつなぐ存在でありたいと思い、仕事で学んだプロのコツと独自のアイデイアを組み合わせた「手に入りやすい食材で、作りやすく、恋しくなるレシピ」を考案している。著書に料理レシピ本大賞【料理部門】第6回入賞の『作りおき&帰って10分おかず336』、第8回入賞の『野菜はスープとみそ汁でとればいい』ほか、『ずっと使える!ぜんぶおいしい!万能な副菜』『今すぐ作れる!ずっと使える!万能おかず』『やせる!作りおき&帰って10分おかず330』『作りおき&朝7分お弁当312』『野菜の作りおき&帰って10分おかず332』『冷凍でおいしくなる!かんたん作りおきPremium』(いずれも新星出版社)、『あるもので! 10分! で500品決定版!』(Gakken)などがある。
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