手順1
布の裏面に型紙をのせ、消えるタイプのチャコペンなどでしるしをつけて裁断します。
入れ口の縫い代は、あとから二つ折りにして縫うので、倍の3cmをとっておきます。接着芯を貼らなくても、二つ折りにすることで入れ口を補強することができます。
手順2
すべての布端をジグザグミシンで始末します。両側の入れ口の縫い代線をミシンで縫います。
入れ口の縫い代線をミシンで縫っておくと、アイロンをかけなくても、縫い代部分をきれいに折ることがで
きます。
手順3
持ち手用のアクリルテープのすべての端にほつれどめ用ののりを塗ります。マニキュアでも代用できます。
手順4
袋布の持ち手位置にアクリルテープを置き、クリップでとめます。テープが途中でねじれないように注意しましょう。
手順5
アクリルテープを袋布に縫いつけます。もう片方も同様に縫いつけます。
手順6
袋布を中表にして二つ折りにし、両脇を端から1.5cmの位置で縫います。
手順7
袋布を表に返し、目打ちを使って角を引き出します。
手順8
入れ口の縫い代を内側に折り、入れ口より2.5cmの位置を1 周縫って完成。
POINT
100円ショップで売られているネームシールを使うと便利です。シールは目立たないようにバッグの内側に貼ります。
できあがり!
クライ・ムキ
本名、倉井美由紀。ソーイングデザイナー。岩手県花巻市出身。女子美術短期大学を卒業後、1971年よりフリーデザイナーに。1987年から1998年まで雑誌『手づくりママ キディ』編集アドバイザー。2001年自身のアトリエオープンと同時に、ソーイング教室を開講。現在、単行本を中心に、TV、セミナー、ミシンやソーインググッズのプロデュースなど、各方面で活躍中。