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2022.06.13
【2023年料理レシピ本大賞1次選考通過!】『無印良品「発酵ぬかどこ」徹底活用術』

いま大人気の無印良品「発酵ぬかどこ」できゅうりを漬けてみよう!

オザワエイコ
手作り調味料研究家。自家製調味料の仕込み教室「かもしラボ」主宰。編集者。旬の食材を使った自家製調味料や保存食のレシピを伝えるほか、発酵調味料や発酵食品を仕込むことを得意とする。ライフワークは畑仕事と自然観察。著書に『だからつくる調味料』(ブロンズ新社)がある。テレビ、ラジオ、雑誌、webメディア等でも活躍中。
おいしくて安心な自家製調味料を仕込む! 東京・高田馬場&飯田橋の調味料専門の料理教室【かもしラボHP】
無印良品の「発酵ぬかどこ」って?

 みなさまこんにちは。手作り調味料研究家のオザワエイコです。

 体によくておいしいぬか漬け。毎日の食卓に取り入れたい方も多いのではないでしょうか。でも、「世話が大変そう……」「育てるのがメンドウ!」など難しく感じるのも事実。そんなイメージを変えてくれたのが、この「発酵ぬかどこ」です。

 使い方はとっても簡単。買ってきたらすぐに漬け始めて翌日には食べることができます。ここでは、基本の使い方と、きゅうりの漬け方を紹介します。ぜひ試してみてくださいね。

 また、私の著書『無印良品「発酵ぬかどこ」徹底活用術』には、定番の食材から、肉・魚・卵・果物などの変わりダネまで計107素材の漬け方を、ていねいに、わかりやすく解説しています。ぜひご覧いただき、参考にしていただけたらうれしいです。

無印良品の発酵ぬかどこの利点
①買ってきてすぐ使える!

 ぬかどこはふつう、ぬかに塩水などを加えて作り、さらに捨て漬け用の野菜を何度か漬けて、2週間から1か月ほどかけて乳酸菌を育てて完成します。
 しかし「発酵ぬかどこ」はあらかじめ熟成してあるから、開けてすぐ、今日からおいしく漬けられます

②毎日かきまぜなくてOK!

 一般のぬかどこは、常温で管理するので世話が大変ですが、「発酵ぬかどこ」は季節に関係なく冷蔵庫で管理するのが原則。
 冷蔵庫でおいしく漬かるように開発された商品だから、1年中、同じ漬け時間で漬け上がり、カビなどのトラブルも起こりにくいのです。

③容器必要なし!

 シンプルで丈夫な袋入りなので、このまま漬けられます。中の空気を抜いて口を閉じると、コンパクトになるため冷蔵庫でも場所をとりません。
 このままずっと使えますが、別の容器で使いたい人は、もちろん移し替えて利用してもOKです。

④冷蔵庫で管理ラクラク!

 一般のぬかどこは毎日かき混ぜる必要がありますが、「発酵ぬかどこ」は毎日世話をする必要がありません。漬けたものを出すついでに混ぜればOKです
 ただし1週間に一度はよく混ぜましょう。何も漬けずにお休みすることもできます。

きほんの使い方

①下ごしらえ…そのまま漬けられるものもあるが、必要に応じて塩もみや下茹でなどの下処理をする。

②ぬかどこに入れる…ぬかどこを底からよく混ぜ、押して空気を抜き、中に漬ける素材を入れ、上からぬかをかぶせる。

③表面を平らにする…ぬかどこから素材が出ないようにぬかをかぶせたら、空気を抜くようにしてぬかの表面を平らにする。

④袋の口を閉じる…ジッパー部分の汚れはキッチンペーパーなどで拭き取り、しっかりと口を閉じる。

⑤冷蔵庫で漬ける…冷蔵庫に入れ、好みの字間漬ける。

⑥ぬかどこから取り出す…漬け上がったらぬかどこから取り出す。素材のまわりについたぬかは、できるだけ取ってぬかどこに戻す。

⑦ぬかを洗う…表面のぬかを洗って、水気を拭く。ぬかは食べられるので、そのまま食べたり、調理してもよい。

⑧切る・調理する…好みの大きさに切り分ける。生で漬けた肉や魚介はしっかり火を通してから食卓へ。

 

 

🥒きゅうりを漬けてみよう!

 ぬか漬けの定番といえばきゅうりという方も多いのではないでしょうか? 自家製のぬか漬けなら、自分の好きな漬け具合で食べられます。添加物もなく、安心して食べられるのもうれしいですね。

 

 ヘタに近い部分はえぐみがあるので、両端を切り落とし、早く漬けたい場合は皮を縞目にむきます。塩少々をもみ込み、長いものは半分に切って漬けるとよいでしょう。

 

STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
出来上がり! きゅうり以外に、白うりも同様に漬けられる。ハヤトウリは半分に切って浸けるとよい。

出典『無印良品「発酵ぬかどこ」徹底活用術』

写真 小林キユウ

 

本記事は、上記出典を再編集したものです。(新星出版社/向山)

 

無印良品「発酵ぬかどこ」徹底活用術
オザワエイコ 著(プロフィールは下記参照)
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オザワエイコ
手作り調味料研究家。自家製調味料の仕込み教室「かもしラボ」主宰。編集者。旬の食材を使った自家製調味料や保存食のレシピを伝えるほか、発酵調味料や発酵食品を仕込むことを得意とする。ライフワークは畑仕事と自然観察。著書に『だからつくる調味料』(ブロンズ新社)がある。テレビ、ラジオ、雑誌、webメディア等でも活躍中。
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