あなたはもう、わかりましたか?
ねこは早くて生後4か月、遅くとも1歳には性成熟します。だから1歳は立派なおとなで、こどもをつくることもできます。
正解 1歳
(性成熟が早いねこもいますので、生後4か月から1歳までならほぼ正解)
ねこの誕生から成長まで
若いときに急成長する
未熟なこどもは敵に狙われやすいので、野生動物ほどおとなになるのが早いといいます。ねこも誕生して最初の1年は急スピードで成長。ねこの1歳は人間の18歳くらいになります。1年で立派な青年です。
ねこの平均寿命
3歳くらいまでが活発な青年期。10歳くらいまでは1年で人の7歳ぶん歳をとるそう。7歳くらいでシニア期に突入し、体力が落ちてゆきます。10歳以降は、ゆるやかに老いていきます。飼い猫の平均寿命は12歳くらいかといわれますが、最近は長生きの傾向にあります。
まとめ
ねこはおよそ1歳からおとな。7歳くらいから体力が低下しはじめて、10歳になれば立派なお年よりといえるでしょう。
※この記事は、下記出典『にゃんこドリル』をもとに、再編集したものです。(新星出版社プロモーション部/向山)
今泉忠明(イマイズミタダアキ)
哺乳動物学者。「ねこの博物館」館長。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館でほ乳類の分類・生態を学び、恩賜上野動物園の動物解説員などを経て、現在は奥多摩や富士山の自然調査に取り組む。著書に『飼い猫のひみつ』(イースト・プレス)、監修書に『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』(高橋書店)、『ねこの事典』(成美堂出版)など。(書籍刊行時)
にゃんとまた旅(ねこまき)
名古屋を拠点に活躍するイラストレーター。犬猫のゆるキャラ漫画、コミックエッセイなどを幅広く手がける。著書に『ねことじいちゃん』(KADOKAWA)、『まめねこ』シリーズ(さくら舎)など。2019年2月に『ねことじいちゃん』が岩合光昭監督で実写映画化。 (書籍刊行時)
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