「株」とは、企業に出資したことを証明する証書です。企業が事業を大きくするには、資金が必要になります。その資金を出資金といい、出資してくれたことを証明するものが「株(株式)」です。
企業の借金の証文である社債とは違い、株は出資なので返済する必要はありません。その代わりに、企業は利益があがったときに「配当金」(※)として利益の一部を株主に還元します。
例えば、NISAでの株式投資は、配当金を受け取るほかに、株の価格(株価)が安いときに買って、高いときに売り、その差額を得ることがねらいです。
株への投資で高リターンを期待
投資信託の投資先に、株を組み込むタイプを「株式型投資信託」といいます。
株価は、ときに大きく変動することがあり、値上がり幅が大きければ投資信託も高いリターンが得られますが、株価が下がった場合は損をするリスクがあります。とくに海外の株式に投資する投資信託はハイリスク・ハイリターンのものが多いとされています。
株式型投資信託は、NISAでも購入(投資)できます。高いリターンを期待する人におすすめです。
出典 『改訂版 マンガでわかるNISA&iDeCo入門』(漫画協力 愛河ハジメ 株式会社サイドランチ)
本記事は上記出典を再編集したものです。(新星出版社/向山)
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改訂版 マンガでわかるNISA&iDeCo入門
鈴木一之 監修
★2024年1月スタート!新しいNISA対応★
マンガ株・仮想通貨・投資信託・FXに続く「マンガでわかる」シリーズの第5弾『マンガでわかるNISA&iDeCo』の改訂版。
2024年からはじまる新しいNISAについて詳しく紹介し、投資に興味を持ち始めた人、老後について考え始める人向けに、初心者が知りたい情報を1冊に集約。リスクを抑えて安定した資産運用と税金が安くなる「NISA」「iDeCo」についてマンガを交えて楽しく学べます。
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鈴木一之(スズキカズユキ)
株式アナリスト。千葉大学卒業後、大和證券に入社。株式トレーディング室に配属され、株式トレードの職務に従事。2000年に独立後、独立系株式アナリストとして、相場を景気循環論でとらえる「シクリカル銘柄投資法」を展開。景気、経済、株式、投資信託の動向などのわかりやすい解説に定評がある。テレビ、ラジオで市況解説を担当するほか、各種メディアや講演会でも活躍中。
『賢者に学ぶ 有望株の選び方』(日本経済新聞出版社)、『景気サイクル投資法』(パンローリング)などの著書のほか、『経済用語イラスト図鑑』『マンガでわかる投資信託入門』(いずれも新星出版社)などを監修。
『賢者に学ぶ 有望株の選び方』(日本経済新聞出版社)、『景気サイクル投資法』(パンローリング)などの著書のほか、『経済用語イラスト図鑑』『マンガでわかる投資信託入門』(いずれも新星出版社)などを監修。