これから家庭菜園を始めたい方や、始めたばかりの方に向け、小スペースでもできる野菜のコンテナ栽培方法をご紹介します! 今回は芽キャベツの作り方です。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【栽培カレンダー】
①タネまき…7月
②間引き…7月中旬~8月中旬
③植えつけ…8月中旬~9月上旬
④追肥…9月~12月中旬
【鉢・肥料】
12ℓ以上入る鉢を使う。植えつけ後1カ月に1~2回追肥する。
【難易度】ふつう
【ポイント】
🔹よい球をつけるために、しっかり肥料を施す。
🔹植えつけ後は、害虫、暑さ対策のために、防虫ネットを利用するとよい。
🔹わき芽を太らせるため、株の成長に合わせて下葉をかく。
🔹料理に使う際には、一度ゆでてから、汁物、揚げ物、炒め物に使うとよい。ゆでた後、冷凍保存もできる。
①ポットに入れた用土に指先で3カ所窪みをつけ、それぞれの窪みに1粒ずつタネをまく。
②土をかぶせて軽く押さえ、たっぷりと水やりをする。
①本葉が2~3枚になったら間引く。
②生育の悪い株などをハサミで間引き、1ポット1株にする。
①本葉が5枚以上になったら植えつける。根鉢を崩さないように苗を取り出し、根鉢と同じ大きさの穴を掘って植えつける。
②根鉢の表面に土を軽くかぶせ、根と土が密着するように株元を軽く押さえて水やりをする。
①植えつけ後1カ月に1~2回追肥する。土12ℓあたりひとつまみ約10gの化成肥料を土の表面にまく。
②土と肥料を軽く混ぜたら、水やりをする。
①株の下のほうにある葉を数枚かき取り、わき芽の結球を促す。
②葉をつけ根から摘み取る。とくに色が悪くなった葉や、老化した葉をかき取るようにする。成長するたびに葉はかき取る。
②株が成長して高くなったら支柱を8の字結びでしっかり結ぶ。
かき取った葉も食べよう
かき取った葉も、料理に利用できる。葉に厚みがあるので一度ゆでてから使うと、さまざまな料理に重宝する。和え物やスープ、炒め物など幅広く利用できる。
出典『はじめてのコンテナ野菜づくり図鑑90種』
写真 田中つとむ
本記事は、上記出典を再編集したものです。(新星出版社/向山)
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