2020.10.01

キャンプには効率も大事!?
時短のためのキャンプ料理のコツ!

 こんにちは! 皆さんはレジャーというと何を思い浮かべますか? 海、川遊びや釣り、登山…、いろいろな楽しみ方がありますが、家族で楽しむ人気のレジャーといえば、キャンプですね。一時期閉鎖していたキャンプ場も営業を再開し、すでに夏休み期間中にキャンプを楽しんだ方も多かったと思います。

 暑かった夏が過ぎ、これからは紅葉のシーズンを迎えます。夏とは違い、涼しく、虫が少ない秋は、キャンプをするには最適です。

 そこで、これからキャンプを始めたいと考えている皆様に向けて、キャンプ料理のコツをお教えします。

 いきなり泊りがけのキャンプだと大変…、という方は、この記事を参考にしつつ、ぜひデイキャンプから始めてみてはいかがでしょうか。

 せかせかしないで、楽しく優雅なキャンプを楽しむためのコツを紹介しますので、つい「あれもこれも…!」となってしまう方、必読です。

キャンプ場では手間をかけない

 キャンプ料理には豪華で美味しそうなメニューがたくさんありますよね。しかし、はじめのうちからこれに挑戦すると大変です。キャンプ場ではテントの設営や火の管理、片付けなど、料理以外にもやることが盛りだくさん。

 そこで皆さんにおすすめしたいのが、キャンプ料理には手間をかけすぎないこと。そのための工夫をお教えします。

食材は自宅でカットする

 当日に買い出しに行くのではなく、あらかじめ計画を立てて食材を買っておくことで、キャンプ場での作業量を減らすことができます。サラダやスープ、カレーなどの野菜や肉をあらかじめ自宅で切っておけば荷物も減らせますし、時間に余裕が生まれます。

 

がんばりすぎない

 着いた日の昼食から凝ったごはんをつくっていると、一日中調理やそのあと片付けに追われてしまいます。そのため、昼食と翌日の朝食をかんたんなものにしておくとグッと楽になるでしょう。下の例を参考にしてみてください。

(図をクリックすると拡大します)

【1日目】

🥪昼食…カットしてきた具材をはさんでサンドイッチに。持参した水筒のお湯でスープも。

🍲夕食…じっくり煮込むちょっと豪華な料理に挑戦! 家族や仲間と料理する時間を楽しむ。

 

【2日目】

🥚朝食…昨晩の残りを活用した簡単朝ごはんに。コーヒーだけこだわってみるのもひとつ。

 

事前準備と買い出しのコツ

 キャンプになれないうちは、すべての材料を当日に買うのは避けましょう。家にあったものを現地のスーパーで購入してしまったり、必要な食材が売っていないこともあります。

 ですから、事前にやっておくべき準備と当日やることを書き出し、計画を立てましょう。以下のチェックリストを参考にしてみてください。

 

【キャンプ当日までの流れ】

キャンプ3日前まで

◎調理法を決めてそれに合ったメニューを決める

◎必要な食材や調味料、道具などを書き出しておく

◎贅沢にするポイントも考えて会議をする

 

キャンプ前日

◎お肉を漬け込んでおくなど、事前に買った食材の下準備をしておく

◎家にある調味料を必要なだけ小分けにしておく

◎道具のメンテナンスをする

 

キャンプ当日

◎現地の道の駅やスーパーなどで新鮮な地元食材を購入する

◎見つけた食材でアレンジもOK

 

 

食材や調味料の運びかた

 せっかく準備した食材をこぼしてしまったりすると、台なしです。液状のものは二重に密閉させたり、割れやすいものは保護するなど、ひっくりかえしても被害を最小限に抑えられるよう梱包に注意しましょう。

では、食材ごとの運搬・保存方法をみていきましょう。

 

常温保存できるものの運搬方法

◎缶詰やインスタント食品、乾物類などは食品がつぶれないような箱に入れる

◎夜間はふたをして動物や雨よけにする

 

調味料は自宅のものを使う

◎容器が大きくて場所をとるものは小分けにする

◎決まったケースで運搬するとスマート。汚れも少ない

 

割れない・こぼれないパッキングを心がける

◎割れやすい食材を保護する(画像のようなたまごケースは、見落としがちですがとても役に立ちます)

◎液体のものは縦に置く

◎ふたをテープで占める

 

炊事場利用の注意点

 広い作業スペースのある、共同炊事場を備えたキャンプ場も数多くあります。ルールを守って上手に利用しましょう。

 

カゴやシンクを使うと便利

◎キャンプサイトから炊事場まで食材や食器を運ぶ際には、カゴや簡易シンクを活用すると時短に繋がります。

 

食べ残しは事前に処理しておく

◎作った料理を食べ終えたら、汚れた器やなべなどは、洗う前に拭き取りましょう。これだけで、洗い物がグッと楽になります。

 

アルコールスプレーやお湯を使う

◎キャンプ場では貴重な水。油汚れを効率よく落とすためにはアルコールスプレーを利用したり、お湯をポットにストックしておくことが望ましいです。

 

 

 以上、キャンプを最大限に楽しむためのコツでした。ぜひ次回のキャンプから心がけてみてください!

 

※本記事は、下記出典をもとに、一部加筆し、再編集したものです。(新星出版社/大森)

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長谷部雅一 監修(プロフィールは下記参照)
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長谷部雅一(ハセベマサカズ)
アウトドアプロデューサー、ネイチャーインタープリター
1977年4月5日生まれ。埼玉県出身。
Be-Nature School スタッフ/有限会社ビーネイチャー取締役
アウトドア系プロジェクトの企画・コーディネート・運営の他、研修講師、ネイチャーインタープリター、場作りの仕掛け人も務める。幼稚園や保育園のコンサルタント業務も行い、保育士向けに自然体験指導者教育、幼児へは自然体験を通じて行うボディーバランス、感性、社会性などの教育に力を入れている。その他様々な自然と年間数千人の参加者の方と関わりながら日々を送る。
著書 ネイチャーエデュケーション(ミクニ出版)
エイ出版「フィールドライフ」にて「Back Packer's Workshop」毎号連載中。
その他雑誌、テレビやラジオなど、アウトドア、幼児教育、防災関連を主として多数のメディアにて活躍中。
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