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2024.02.06

1つの文に秘められた、2つの意味。あなたはわかりますか? 
Part4【冒険家の友だち】

【チャレンジ!】あなたは次の文章の2つの意味がわかりますか?
【冒険家の友だち】

 友人のサナダくんは冒険家だ。

 

「世界中の秘境を旅して、見たこともない動物や植物を見つけるんだ」

 

 そう言って彼は一年中、世界を飛び回っている。

 

 新しい品種を見つけると、学会やマスコミで注目されるから、講演やテレビ出演、本の執筆依頼がくるのだ。

 

 秘境だから連絡がとれないと思いきや、人工衛星を使ったインターネットに接続できるから、彼はいろんな場所から近況を教えてくれる。

 

《ジャングルの奥の奥にいるよ》

 

 こんなメッセージが届いたので、ぼくは質問する。

 

《食べ物はどうしてるの?》

 

《ある程度は準備していくけど、ない場合は現地で調達してる》

 

《へええ》

 

 胃腸が丈夫でないと、冒険はできないなあ。

 

 すると翌日、見たこともない巨大な植物の写真が送られてきた。口のような形をした葉っぱが開いて、端にはギザギザがついている。

 

《持ってきた食料が底をついちゃってさあ》

 

 食べられそうな植物を探しているのかな。

 

 そのあと、こんなメッセージが送られてきた。

 

《食べられそうだ》

 

 おおお……。

 

 ぼくは驚いていた……と同時にサナダくんも驚いていたようだ。

🌟さて、あなたの解釈はどっち? 画像をクリック!!

 

 

2つの意味の物語ー勇者は聖なる剣を手に向かってくる魔物と戦った
ささきかつお 著(プロフィールは下記参照)
★★きみは気づけるか!? ひとつの文に秘められたパラレルストーリー★★

言葉ってフシギです。
たとえば「くも」という言葉。
空に浮かんでいるのは「雲(くも)」。
8本足の生きものも「蜘蛛(くも)」。
同じ「くも」でも、ぜんぜんちがいます。

さらに、言葉だけでなく、同じ文章なのに
まったくちがう意味になるものがあります。

「たこ じょうずに あげたよ!」

この文章には、
『遊ぶ「凧(たこ)」を「空にあげる」』と、
『海にいる「蛸(たこ)」を「油であげる」』というちがいがあるんですね。

このように2つの意味がある文を“二義文”といいます。

「勇者は聖なる剣を手に向かってくる魔物と戦った」
「テスト、全部できなかった……」
「大人には見えないよね」
「ネギをぬいてください」
「好きなアニソンを聞いてる」 etc.

この本では、二義文のあとに、2つのことなる展開の物語を紹介します。
「どんなお話しになっていくんだろう?」と想像しながら
今までにないパラレルストーリーを楽しんでみてください!

1作品が4ページで完結するので、テンポよくお話しを楽しめます。朝読などのスキマ時間にも最適!
児童書だけど、子どもだけでなく大人にとっても頭の体操にもってこいの1冊です。
購入はこちら
ささきかつお(ササキカツオ)
東京都出身。『モツ焼きウォーズ~立花屋の逆襲~』(第5回ポプラズッコケ文学新人賞)で2016 年にデビュー。ほかの著書に「謎解きホームルーム」シリーズ(新星出版社)、『空き店舗(幽霊つき)あります』(幻冬舎文庫)、「ラストで君は『まさか!』と言う」シリーズ(PHP研究所)などがある。日本語教師の資格も持ち、外国人留学生に会話や小論文などを長年指導している。

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