葉ネギは、わずかなスペースで作ることができ、収穫は2~3回可能です。難易度も低いので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
【難易度】やさしい
【ポイント】
🔶長ネギに比べて、土寄せの必要がないため、比較的簡単に栽培できる。
🔶植えつけ後は、水やりの必要がほとんどない。
🔶夏場は、こまめに中耕、雑草取りを行うようにする。
🔶株元を残して収穫すれば、再び芽が伸びて2~3回収穫できる。
【品種や仲間】
🔹小ねぎ(栽培)…鮮緑色で香りが強いのが特徴。生育旺盛でとくに夏に力を発揮する。
🔹九条葉ねぎ…葉、葉鞘ともに細く、やわらかく香りがよい。比較的暑さに強いので夏の栽培もできる。
【栽培カレンダー】
※関東以西の温暖地を基準とし、作業別に12カ月で示したものです。環境や気候によって変わるので、参考としてご覧ください。
🌱春まき
・タネまき…3月中旬~8月上旬
・追肥… 4月中旬9月上旬
・収穫…6月中旬~10月中旬
タネまき2週間前:堆肥1~2㎏/㎡、苦土石灰100g/㎡をまいてよく耕す。
タネまき1週間前:化成肥料100/㎡をまいて耕し、80㎝幅の畝をつくる。
①畝に15㎝間隔で溝をつけ、およそ1㎝間隔で、重ならないようにタネをまいていく。
②タネに土をかぶせ、タネと土が密着するように軽く押さえる。その後、たっぷりと水やりをする。
タネまき後、1カ月に1回程度追肥を繰り返す。ひと握り30g/㎡の化成肥料を均一にまき、指先で中耕して肥料と土を混ぜ、株元に土を寄せて軽く押さえる。
草丈が20㎝ほどになったら、株元を2㎝ほど残してハサミで切って収穫する。収穫後に追肥をすれば、再び芽が伸び出て成長し、2~3回収穫できる。
出典『『はじめての野菜づくり図鑑110種』
写真 田中つとむ
本記事は、上記出典を再編集したものです。
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