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2023.11.08

初心者向けの多肉植物、エケベリアで素敵なグリーンのリースを作ってみよう!

 多肉植物は寄せ植えにすると、より魅力が増します。今回は、育てやすくて人気のエケベリアを使って、素敵なリースを作ってみましょう! 初心者さんにもおすすめなので、この機会にぜひ。簡単に作れます♪

作り方

【材料】

・鉢…直径15㎝×幅3.5㎝×高さ5㎝

・エケベリア4種類のミックス(あらかじめ数種類ミックスされた苗を使えば、ローコストで作れます)

鉢に付属していたプラスチックに、鉢底穴に合わせて穴をあける。

プラスチックの穴に鉢底ネットを置き、鉢底石、用土を入れる。

ポットから苗を抜き、根鉢を崩して、株を分ける。茎を2~3㎝残して切る。

バランスを見ながら挿す。葉の色の濃淡や大きさの強弱をつけるとよい。

苗を挿し終えたら、根や株の隙間に用土を入れる。

ピンセットで土を突き、株を固定する。

用土が葉の間に入ってしまったら、筆などで取り除く。

 

水やりをし、日当たりのよい場所で管理する。

出来上がり
エケベリアの育て方

エケベリア(Echeveria)…ベンケイソウ科

ファンクイーン

🔹原産地…中央米・メキシコの高地

🔹タイプ…春秋型

🔹開花期…3月~7月上旬

🔹難易度…やさしい(一部、ふつう)

ロゼッタ状に広がる葉

 多くの園芸品種がつくられ、葉がバラの花びらのようにロゼット状に広がります。形や色が豊富で、秋に紅葉します。

 

 丈夫で育てやすく、日当たりと風通しのよい場所を好みます。春と秋によく生育しますが、自生地では高地の乾燥気味の場所で生育するので、高温多湿の日本の夏を嫌います。春・秋は、屋外の雨の当たらない場所で管理し、夏は半日陰に移動するか遮光して育てましょう。

 

 葉挿しや挿し芽で増やすことができます。茎が長く伸びてしまった場合は、挿し芽しやすい長さまで切って仕立て直しましょう。

栽培カレンダー(図はタップすると拡大します)

出典『はじめての多肉植物』

写真 田中つとむ 新井大介

本記事は、上記出典を再編集したものです。

はじめての多肉植物
オザキフラワーパーク 監修(プロフィールは下記参照)
多くの多肉植物は雨の少ない乾燥した環境で生育しています。そのため、葉や茎、根の一部などが、水分をたくさん含んだ「多肉質」になっていて、この特徴をもつものが多肉植物と総称されています。個性的でユニークな姿が多く、手間もそれほどかからないことから近年人気となっています。

本書は、寄植えや鉢の選び方など楽しみ方や、生育のタイプや置き場所、ふやし方や仕立て直しなどの管理方法なども解説。園芸店で購入可能な300種以上を図鑑で紹介しています。
監修は首都圏最大級の園芸店オザキフラワーパークが協力、できるだけ身近で購入できる種類を選んで解説しています。たくさんの種類のなかからお気に入りのひとつを見つけましょう。
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オザキフラワーパーク
1961年、練馬区石神井台に園芸植物の生産業として創業。1975年、現在の園芸専門店として開店。その後、売場を拡大し、現在は駐車場を含めて約3000坪の敷地にて営業している。“Feel the Power of Plants”(感じよう!植物の力!)をスローガンに、花・多肉植物・観葉植物・珍奇植物・野菜の苗など、あらゆる植物の販売や情報発信、イベント開催を行う。販売している植物の種類・数とも都内最大級。監修書に『花の寄せ植え 主役の花が引き立つ組み合わせ』『プランターで楽しむ おうちで野菜づくり』(以上、池田書店)がある。
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