2020.07.30

毎日のお料理がグンとラクになる! 
鮮度を保つ【野菜の冷凍保存のコツ】

吉田瑞子先生
料理研究家&フードコーディネーター。雑誌・テレビなどでも活躍中。おいしくカンタンに作れる、バリエーション豊かな家庭料理に定評がある。

 毎日のお料理には下準備が欠かせません。けれどもそんな準備さえしたくない日もありますよね。

 そんなときに役立つのが、野菜の冷凍保存です。あらかじめ下準備をしてからまとめて冷凍しておけば、使う時に必要な分だけさっと取り出して使うだけで済みます。

 今回は、鮮度を落とさない野菜の冷凍保存のコツについてご紹介します。解説は、料理研究家&フードコーディネーターとして活躍中の吉田瑞子先生です。ぜひマスターして、おいしいお料理を作ってくださいね。

【ブロッコリー・カリフラワー】ゆでてから冷凍する

 お弁当にもお家のご飯にも万能に使えるブロッコリー・カリフラワーは、ゆでてから冷凍しておくと使いやすいです。お弁当に入れる時は、冷凍のままでもOK!

①子房に分けて、かためにゆでる。冷ましてペーパータオルで水気をふき取る。

②金属バットの上に並べ、ラップをかけて冷凍する。凍ったら冷凍保存袋に移す。

 

【冷凍保存期間】1か月 【解凍加熱方法】電子レンジで解凍加熱、または凍ったまま調理する

 

 

【トマト】丸ごと冷凍OK!

 安い時期にはまとめ買いすることもあるトマト。実は丸ごと冷凍OK!ただ、形はくずれてしまうので、トマトソースやトマト煮に使って。

 

1、ざく切りにしてから保存する

①皮を湯むきして冷水に取り、種を取り除いてざく切りにする。

 

②使いやすい分量に分けてラップで包み、冷凍保存袋に入れる。

 

【冷凍保存期間】3週間 【解凍加熱方法】凍ったまま調理する

 

 

2、そのまま保存する

①ヘタをくり抜き、冷凍保存袋に入れる。冷凍した状態で水につけると、皮が簡単にむける。凍ったまますり下ろせば、あっという間にピューレ状に。

 

【冷凍保存期間】3週間 【解凍加熱方法】凍ったまま調理する

 

 

【なす】素揚げ、もしくは焼いてから

 食感が変わらないよう、加熱してから冷凍を。汁物の具や煮物用など使えるシーンが多いので、まとめて作っておくと便利です。

1.素揚げしてから保存する

①使いやすい大きさに切って油で揚げ、冷ます。

 

 

②使いやすい分量に分けてラップで包み、冷凍保存袋に入れる。

 

【冷凍保存期間】1か月 【解凍加熱方法】電子レンジで解凍加熱、または凍ったまま調理する

 

 

2.焼いてから保存する

① 皮が真黒く焦げるまで焼き、皮をはがして冷ます。

② 1本ずつラップで包み、冷凍保存袋に入れる。

 

【冷凍保存期間】1か月 【解凍方法】電子レンジで解凍する

 

 

冷凍保存したお野菜で作ってみよう!【豚肉のイタリアン焼き】

 厚めの豚肉とアスパラガスに溶けたチーズがトロ~リとからむ、イタリア風のソテー。トマトから出る水分が、さっぱりとしたソースになります。

 塩、こしょうで下味を付けた豚肉を使えば調味料いらず。

【材料(2人分)】

●豚厚切り肉(塩・こしょう済み)…2枚

●ゆでアスパラガス(5~6㎝長さ切り)…2本分(40g)

●トマト(ざく切り)…1/2個分(70g)

●ピザ用チーズ…60g

●オリーブオイル…小さじ2

 

【作り方(所要時間約10分)】

① 豚厚切り肉(冷凍している場合は電子レンジで半解凍する)は2~3㎝幅に切る。

② フライパンにオリーブオイルを熱し、切った豚厚切り肉を並べ入れて両面を焼きつける。冷凍ゆでアスパラガスを加えて炒め合わせ、冷凍トマトをちらす。

③ ②の上に冷凍ピザ用チーズをちらし、蓋をしてチーズが溶けるまで弱火で蒸し焼きにする。

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※本書は、下記出典を再編集したものです。(新星出版社/室谷)

※写真撮影/矢野宗則

冷凍保存の教科書ビギナーズ
吉田瑞子 著(プロフィールは下記参照)
冷凍保存の正しい方法がわかれば、より効率的に料理が楽しめる!どの食材をどのようにして冷凍すれば、鮮度を保って保存することができるか分かりやすく解説。
冷凍食材を使用したおかずレシピ、ひと手間かけて他のメニューに早変わりするアレンジレシピまで、活用術を幅広く紹介しています。社団法人日本図書館協会選定図書。

・写真撮影/矢野宗則
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吉田瑞子
料理研究家&フードコーディネーター。雑誌・テレビなどでも活躍中。おもちゃメーカーの企画の仕事から、料理研究家に転身。おいしくカンタンに作れる、バリエーション豊かな家庭料理に定評がある。
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