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2020.09.17

メイクで元気をチャージ!
「カラーセラピー」とは?

カラーパワーは「心」に作用する

 昔は好きだったピンク色が急に苦手になったり、今まで興味のなかったベージュやブラウンにいつのまにか惹かれるようになったり・・・

そんな経験はありませんか?これは色が心に与えるインパクトが、いかに大きいかを物語っています。

 私たちは、それぞれの色が持つエネルギーやメッセージを知らずしらずのうちに受け取っています。だから、心の状態によって、そのつど色への印象が変化するのです。

 

 逆にいえば、こうした色が私たちの心に与える強いパワーを上手に利用すれば、色によって自分や他の人の心に変化を起こすことができるのです。

身につける色が、あなたの心を左右する

 メイクやファッションなど肌に直接身につける色は、あなたの印象だけでなく、内面も大きく左右します。

 

 色は波長の長さによって、その色が決められます。最初はちょっと似合わないと感じる色もあるかもしれませんが、次第に自分が色の波長と同調していきます。そのうち、あなたにマッチしてくるとともに、その色のイメージが備わっていくのです。その日の気分に合う色の効果を選び、上手に自他をコントロールするワザを身につけてください!

 

 今回は3パターンのカラーメイクコーディネートをご紹介します。セルフコントロールに役立つカラーパワーを感じてみてくださいね。

ハツラツとした元気パワーが欲しいとき

Eye

ブラウン×まつ毛アップ

目元はオレンジと相性の良いブラウン系でナチュラルに。

まつげはビューラーで根元・中間・毛先をしっかりアップ。

 

Cheek

オレンジで活発モード

明るい暖色系のオレンジは、親しみやすい印象を与えます。

こめかみから頬骨にかけてサッと入れて。

 

Lip

オレンジレッドでツヤ

赤みの強いオレンジは血色を良く見せ、肌に透明感を与えます。

グロスでつややかに仕上げて。

体の疲れを癒したいとき

Eye

ターコイズブルーで涼感

フレッシュな印象を与えるブルー系の目元は、黒目を引き立て、目を美しく見せる効果があります。

 

Cheek

大人色のダークレッド

シックな雰囲気のあるダークレッドを頬の中心からぼかすように広げて。落ち着きを感じさせます。

 

Lip

オレンジレッドで血色よく

ブルー系は血色を悪く見せるので、メイクに入れるときは暖色系をプラスします。

精神的ストレスをゆるめたいとき

Eye

パープルで大人っぽく

うすめのパープルでグラデーションを。少し強めのアイラインで顔全体を引き締めます。

 

Cheek

ローズで美白効果

頬全体にほんのりとのせます。濃すぎないようにブラシでぼかして。

 

Lip

ピンクグロスでツヤをON

ピンクは女性ホルモンを活性化させる色。肌をきれいにして情緒を安定させます。

カラーパワーを取り入れるチャンスはほかにも

 身につけるもののほかにも、日常生活のちょっとしたところからカラーパワーをチャージできます。たとえば、元気が足りない日の朝にはオレンジジュースやにんじんジュースなどでオレンジパワーを補給してみましょう。

 

 気軽に取り入れられるカラーセラピー、あなたも試してみては?

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 ※本記事は、下記出典を再編集したものです。(新星出版社/神前)

はじめてのカラーセラピー
池田朝子著(プロフィールは下記参照)
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池田朝子(イケダアサコ)
NPO法人カラーカウンセリング&会話心理学研究会理事長。一般社団法人日本産業カウンセラー協会・シニア産業カウンセラー。2級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)。JCDA認定CDA。医療福祉経営修士(医療福祉ジャーナリズム分野)。

婦人画報社でファッション雑誌の編集者の後、執筆、カウンセリング事業に従事。現在、心理カウンセラーとして対面・電話相談(1ヶ月約100件)を行う。PTA、行政等での子育て支援講座「親子関係が楽になる会話心理学」、各種講演、カラーカード使用のNPO主催「カラー心理カウンセラー養成講座」。

著書に『人間関係が楽になる 会話心理学』(日本医学出版)、『がんで逝くひと、送るひと』(三省堂)などがある。
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