2020.11.05
【子どもが生まれたら知っておきたい! 赤ちゃんの様子】

生後1~2カ月
手足をバタバタしたり声を出したり、活発に動きます

赤ちゃんママも生活に慣れはじめ、新しい体験も目白押し

 今回は、『育児オールガイド』より、生後1~2カ月の赤ちゃんの様子を解説します。

 赤ちゃんは生まれたときに比べ、体つきがふっくらしっかりとしてきます。おもちゃを目で追ったり、泣き声に変化が出てきたり、体も心もぐんぐん成長します。

 日々のお世話だけで精一杯だったママも、少しずつ赤ちゃんのいる生活に慣れてくる頃。産後の体の回復も進み、元の体調に戻っていきます。この時期には、沐浴から入浴になり、外気浴や散歩といった新しい体験も続きます。まだまだママは大変ですが、親子で新体験を楽しみましょう。

体👶

 生後1~2カ月の赤ちゃんの体の特徴はこんな様子!

体重は生後1カ月で約1㎏増え、動きも活発になってきます

 生後1カ月で約1㎏の体重増加が目安ですが、増加ペースには個人差があります。

 手足をよく動かすようになるので、布団や肌着がはだけて手を焼くかもしれません。ですがこの動きは運動能力の発達にとって大切な過程。ものを探してつかもうとする手の動きや、地面で足をふんばる力につながっていきます。

 視力も発達してきて、メリーやモビールなど、動くものをじっと見つめたり目で追ったりするようになるでしょう。生まれたときには、白、黒など色の明暗しか識別できませんが、色覚も少しずつ発達していきます。

 赤ちゃんによっては、顔に乳児湿疹が出たり、頭の地肌に脂漏性湿疹が出る場合も。心配かもしれませんが、これらは皮脂の分泌による一時的なものです。すぐに治そうと神経質にならず、清潔にして保湿を心がけましょう。自然に治っていきます。

心💛

 ママとの信頼関係を結んでいく大切な時期!

「泣いたらママが助けてくれる」という信頼関係を築きましょう

 赤ちゃんが泣くのは、何かが不快なときです。おなかがすいたり、オムツが汚れていたり、抱っこしてほしかったり、暑かったり…。泣いたときは、やさしく抱っこしましょう。「泣いたらママが助けてくれる」という信頼感が生まれ、日々、信頼関係は強くなっていきます。「自分は愛されている」と感じることは、将来の自己肯定感や思いやりの心の土台になります。スキンシップもとても大切。ママの肌のぬくもりで心を十分に満たしてあげましょう。

📒知っておきたい知識【お宮参り】

 生後1カ月頃、氏神様に赤ちゃん誕生の報告と感謝、今後の健康をお願いする儀式です。現在はあまり厳密な参拝日にこだわらず、生後30日前後で赤ちゃんとママの体調を見ながら、天気のよい日に行うことが多いようです。

 

【⛩参拝する神社は?】

 どこの神社でもよいのですが、住んでいる地域の氏神様であれば、その後も折々で参拝しやすいでしょう。

【👔服装は?】

 赤ちゃんにお祝い着を着させる場合はママや祖母も紋付を。ベビードレスにケープをかけたり、ちょっとしたお出かけ着をレンタルするのも人気です。

【👶赤ちゃんを抱くのは?】

 昔は父方の祖母が抱く習わしがありましたが、現在は参加する人の都合を優先して、母方の祖母や父親が抱くことも。

【💰お祓いの謝礼は?】

 祝儀袋の上段に「御初穂料」、下段に赤ちゃんの名前を書き、神社の規定額がなければ5千円程度を包みます。

 

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●このころの生活・お世話について

●このころのよくある気がかりについて

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※本書は、下記出典を再編集したものです。(新星出版社/向山)

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育児オールガイド
草川功 監修(プロフィールは下記参照)
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草川功(クサカワイサオ)
医学博士、聖路加国際病院小児科医長。1983年東京医科大学卒、1987年東京医科大学大学院を修了。東京医科大学付属病院、国立小児科病院、ピッツバーグ小児病院などを経て、現職。日本小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会指導医および新生児蘇生法インストラクター、American Heart Association PALSインストラクター。NHK Eテレ『すくすく子育て』では医療の専門家として出演。穏やかな口調とやさしい笑顔で、新米ママ達からの信頼も厚い。

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