2021.02.18
【子どもが生まれたら知っておきたい! 赤ちゃんの様子】

生後6~7カ月 
人見知りや夜泣きなど、ママが困ることも成長の証!

新たなステップにママの育児疲れが出やすい時期です

 今回は、『育児オールガイド』より、生後6~7カ月の赤ちゃんの様子を解説します。

 

 赤ちゃんの体格や発達は、個人差が大きくなっていきますが、まわりと比べず、わが子のペースを受け入れてあげましょう。

 この時期は育児疲れを感じるママも増えます。人見知りや夜泣き、免疫が切れて病気をしたりと、新たな成長ステージにママの精神的負担が大きくなるのです。ですが、ママには「困った」と感じることも、すべて赤ちゃんがすくすくと育っている証拠。「今の時期だけ」を合言葉に、ゆったり構えて乗り切りましょう。

体👶

 生後6~7カ月の赤ちゃんの体の特徴はこんな様子!

おすわりを始めたら転んでも大丈夫なようにサポート

 この頃には多くの赤ちゃんが寝返りをするようになり、早い子ではおすわりも。始めのうちは前後左右に倒れてしまうので、おすわりは安全な場所で。クッションでガードするなど、倒れたときに頭を強く打たないようにサポートしましょう。腰がすわると両手が自由になり、赤ちゃんの世界は劇的に拡大します。

 手の運動能力も発達します。右手に持ったものを左手に持ち替えるなど、左右の動きを連動させる複雑な動きも始まります。

ママからもらった免疫が切れて病気をしやすくなります

 6カ月前後は一生で最も免疫が少なく、感染症にかかりやすい時期です。食欲がなかったり、機嫌が悪かったり、ふだんと様子が違うときは注意して観察しましょう。

 とはいえ、病気を過剰に怖れて散歩などを控える必要はありません。赤ちゃんは熱を出したり、かぜを引いたりするたび、それを乗り越えて体を丈夫にしていくのです。「これからは病気をしながら、強くなっていくんだ」と覚悟して。心配なときは、かかりつけ医に相談するようにしましょう。

心💛
人見知りが始まるのは記憶力が発達した成果です

 そろそろ始まる人見知り。これは親しい人の顔と、親しくない人の顔をちゃんと認識できるレベルまで記憶力が発達した証拠です。よく知らない人を怖がるだけでなく、じっと見つめるのも人見知りの一種。不安を感じると、安心したくてママの姿を探したり、泣いて抱きついたりするでしょう。そんなときは「大丈夫だよ、ママのお友達の〇〇さんよ」など、抱っこしながらやさしく伝えてあげて。知らない人でも、ママが楽しそうに会話をする様子を見せることで、赤ちゃんも少しずつ相手に安心感を覚えていくでしょう。

 赤ちゃんの人見知りが激しいと、ママは人と交流するのをストレスに感じるかもしれませんが、家にこもっているのはママにも赤ちゃんにもよくありません。地域の児童館などに訪れるママたちはみんな子ども連れで、同じような経験をしています。そうした場所で悩みを相談し合えるママ友を作るのもおすすめです。

生活・お世話🏠
夜泣きがひどいときはパパとも協力して乗り切って

 6カ月頃から夜泣きが始まる子が増えていきます。これまでは夜中に起きても、授乳すれば眠ることが多かったのですが、夜泣きには確実な方法がありません。ママやパパは寝不足になりがちでつらいのですが、一時的なことだと割り切り、夫婦で協力して乗り切りましょう。ママが寝不足のときは、赤ちゃんの昼寝の間に一緒に眠ってください。

 ちなみに夜泣きの原因は、昼間あったことが夢になって刺激する、睡眠サイクルが未熟で浅い睡眠のときに目が覚めてしまう、など諸説ありますが、解明はされていません。

離乳食は焦らずわが子のペースで進めましょう

 離乳食については、まだゴックンがうまくできない子もいれば、食べることが大好きでモグモグ期に進む子もいます。いずれにしても、焦らずに赤ちゃんのペースで進めていきましょう。離乳食が影響して、うんちのにおいや形状が変わることもあります。

🐤遊び
ひとり遊びをしていたら求められるまで見守って

 集中してひとりで遊ぶ時間が延びていきます。夢中で遊んでいるときは干渉せず、そっと見守りましょう。「ママ見て!」などと求められたら、「すごいね、できたね!」などとリアクションを。「遊んで!」とアピールされたら、たっぷり遊んであげましょう。そうした安心できる環境での遊びを通じて、赤ちゃんの想像力や記憶力はぐんぐん伸び、いろいろなことに挑戦する意欲も育まれます。

”反応がある”おもちゃでたくさん遊んであげましょう

 さわると音がしたり、動いたり、形が変わるなど、反応があるおもちゃが大好きになります。一緒に遊ぶママのオーバーアクションにも大喜びします。

・腹ばいにして、おきあがりこぼしで遊ぶ

・ママが積んだ積み木を赤ちゃんが崩す

・積み木を両手に持ってカチカチ鳴らす

・ペットボトルで作ったマラカスを転がす

・こちょこちょこくすぐる

などいろいろな遊びを取り入れましょう。

MORE:6~7カ月の良くある気がかりなど、育児のことをもっと知りたい方は👉こちら

 

※本記事は、下記出典をもとに再編集したものです。(新星出版社/向山)

※写真/shutterstock

育児オールガイド
草川功 監修(プロフィールは下記参照)
購入はこちら
草川功(クサカワイサオ)
医学博士、聖路加国際病院小児科医長。1983年東京医科大学卒、1987年東京医科大学大学院を修了。東京医科大学付属病院、国立小児科病院、ピッツバーグ小児病院などを経て、現職。日本小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会指導医および新生児蘇生法インストラクター、American Heart Association PALSインストラクター。NHK Eテレ『すくすく子育て』では医療の専門家として出演。穏やかな口調とやさしい笑顔で、新米ママ達からの信頼も厚い。

新着記事