2020.04.24
妊娠したら知っておきたい!

ママの体と赤ちゃんの様子 【中期 20~23週(妊娠6カ月)】

  妊娠がわかってからの約10カ月間は、ママと赤ちゃんが一心同体になり、絆を深めていく大切な時間。同時に、おなかの中の赤ちゃんがどのように育っていくのか、ママの体はどのように変化するのか……、 人間の生命の神秘を感じる10カ月でもあります。

 ここでは、妊娠月数ごとの赤ちゃんの様子とママの体の変化を解説していきます。

【妊娠6カ月目の赤ちゃんの様子】 身長…約25㎝ 体重…約350g
●聴覚が発達し、外の音も聞こえるように

 超音波検査でまだ確認できないこともありますが、男女の差がはっきりしてくるころ。卵巣や精巣、下垂体、副腎なども発達してホルモンを分泌するようになります。全身は「胎脂」という、白いクリーム状の脂肪でおおわれています。聴覚が発達し、プールの中で聞こえるようなイメージでママの声も聞こえるようになります。

 この時期は健診で逆子と診断されている人も多くいますが、まだ気にする必要はありません。

【ママの体】

胎動の多い少ないはあまり気にしなくてOK

 

◆子宮は大人の頭よりひと回り大きくなり、子宮の中では羊水が増え、大きくなった子宮に胃や膀胱が圧迫されます。そのため、常に胃がもたれた感じがしたり、頻尿になることも。また、体の重心が前にくずれるため、バランスをとろうとして後ろに反り返ったような姿勢になりがち。背中や腰の痛みなど、マイナートラブルに悩まされるママが増えてきます。

 

◆このころになると、乳腺の発達によって、絞ると薄い乳汁が出ることがあります。ママの体では、どんどん産後へ向けての準備も進んでいるのです。

 

◆ほとんどのママが胎動を感じるように。赤ちゃんが元気に育っていることを実感する、うれしいときですね。ただし胎動の感じ方には個人差があり、仕事などに集中しているときは感じにくいこともあります。動きが少ないような気がする、と不安に思う必要はありません。

 

◆あくまでも目安ですが、男の子か女の子かの判別がつくのもこの時期。性別を知りたい場合は医師に聞いてみましょう。

 

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※本記事は、下記出典をもとに一部加筆・再編集したものです。(新星出版社/向山)

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産科医、医学博士。日本医科大学卒業。米国ロマリンダ大学で周産期生物学、日本医科大学大学院で産婦人科学と免疫学を学び、2005年まで葛飾赤十字産院に勤務。産科部長として周産期医療に力を注ぐとともに、JICA(国際協力機構)母子保健専門家として、ベトナム、アルメニア、ニカラグア、パレスチナ、マダガスカル、カンボジアの母子医療にも関わる。現在は東峯婦人クリニック(東京都江東区)副院長。2006年、生から死までホリスティック(=全体的)に関わりたいと、主にグリーフケアの場として東峯ヒューマナイズドケアセンター・ラウンジクリニックを開設。より優しい「生まれる」「生きる」を目指し、国・地域・医療の枠を超えた”行動派産科医”として活動している。(書籍刊行時)

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