2020.04.21
妊娠したら知っておきたい!

ママの体と赤ちゃんの様子 【中期 16~19週(妊娠5カ月)】

  妊娠がわかってからの約10カ月間は、ママと赤ちゃんが一心同体になり、絆を深めていく大切な時間。同時に、おなかの中の赤ちゃんがどのように育っていくのか、ママの体はどのように変化するのか……、 人間の生命の神秘を感じる10カ月でもあります。

 ここでは、妊娠月数ごとの赤ちゃんの様子とママの体の変化を解説していきます。

【妊娠5カ月目の赤ちゃんの様子】 身長…約20㎝ 体重…約200g
●骨格がしっかりし、動きが活発に

 赤ちゃんの大きさは鶏卵大になり、4頭身に。骨格や筋肉が発達して、ますます動きが活発になります。羊水の中を回転したり、子宮の壁を蹴ったりもします。

耳や鼻、口の形も完成。エコー写真でもその様子が確認できるようになるでしょう。手が口に触れると指しゃぶりをするなど、反射的に吸いつく動きも盛んになってきます。爪や髪の毛も生え始め、うぶ毛の量も増えて全身に広がります。

【ママの体】

安産に向けた体力作りを始めよう

 

◆子宮は大人の頭くらいの大きさに。子宮底長(恥骨の上端から子宮の一番上までの長さ)の計測が始まります。また、胎盤が完成して安定期を迎え、流産の可能性が低くなります。妊娠期間中では、心身ともに最も安定する時期。体調と相談しながら外出をしたり、趣味など好きなことをしてマタニティライフを楽しみましょう。また、早ければ17~18週ごろから、「胎動」(赤ちゃんの動き)を感じ始めるようになります。赤ちゃんの成長に関する大切な情報なので、母子手帳などに記録しておきましょう。

 

◆このころから、お産に向けた体力作りを始めます。妊娠の経過が順調なら、できるだけ歩くように心がけ、医師の許可が下りれば、マタニティエクササイズやヨガのクラスに参加するのもよいでしょう。引き続き食事にも気を配り、体重管理に努めてください。規則正しい食生活のために、早寝早起きの習慣をつけることも大切です。

 

◆このころは、子宮が周囲の臓器を圧迫するようになるので、ときには胃がもたれたり、胸が圧迫されたような感じがすることも。おなかが大きくなり、腰痛や背中の痛みを訴えるママも増えてきます。
適度な運動をする、同じ姿勢を続けないなど、日常生活の中での予防を心がけてください。

 

◆体調が落ち着いたら、母親学級や両親学級にも参加してみましょう。これらはほとんどの自治体が開催しており、独自に実施している病産院もあります。いずれも妊娠生活の過ごし方や注意点、沐浴実習などを指導してくれます。

 

◆腹痛とおなかの張りが起こりやすい時期。まず心配ありませんが、なかなかおさまらなかったり、強い下腹部痛や張りがあれば、すぐに病産院へ。

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●安産ボディのつくりかた
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※本記事は、下記出典をもとに一部加筆・再編集したものです。(新星出版社/向山)

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竹内正人 監修 (プロフィールは下記参照)
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竹内正人(タケウチマサト)
産科医、医学博士。日本医科大学卒業。米国ロマリンダ大学で周産期生物学、日本医科大学大学院で産婦人科学と免疫学を学び、2005年まで葛飾赤十字産院に勤務。産科部長として周産期医療に力を注ぐとともに、JICA(国際協力機構)母子保健専門家として、ベトナム、アルメニア、ニカラグア、パレスチナ、マダガスカル、カンボジアの母子医療にも関わる。現在は東峯婦人クリニック(東京都江東区)副院長。2006年、生から死までホリスティック(=全体的)に関わりたいと、主にグリーフケアの場として東峯ヒューマナイズドケアセンター・ラウンジクリニックを開設。より優しい「生まれる」「生きる」を目指し、国・地域・医療の枠を超えた”行動派産科医”として活動している。(書籍刊行時)

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