2020.04.17
妊娠したら知っておきたい!

ママの体と赤ちゃんの様子 【初期 12~15週(妊娠4カ月)】

  妊娠がわかってからの約10カ月間は、ママと赤ちゃんが一心同体になり、絆を深めていく大切な時間。同時に、おなかの中の赤ちゃんがどのように育っていくのか、ママの体はどのように変化するのか……、 人間の生命の神秘を感じる10カ月でもあります。

 ここでは、妊娠月数ごとの赤ちゃんの様子とママの体の変化を解説していきます。

【妊娠4カ月目の赤ちゃんの様子】 身長…約15㎝ 体重…約100g
●ママから栄養をもらって、ぐんぐん成長

 赤ちゃんは胎盤を通して本格的にママから栄養や酸素をもらうようになります。容姿はかなり人らしくなり、骨格や内臓の形態もほぼ完成。筋肉もつき始め手足を活発に動かすようになります。超音波検査ではその刺激にびっくりするせいか、動いている赤ちゃんの様子を見られることも多いでしょう。

 皮膚は厚みを増し、丈夫になってきます。そして、皮膚を保護するために、少しずつ胎毛と呼ばれるうぶ毛が生えてきます。

【ママの体】

母子の健康のためにも食生活に気を付けて

 

◆この時期になると、子宮は子どもの頭大になり、下腹の膨らみが目立ち始めます。また、つわりが落ちつく人も多く、だるさや眠気もおさまり、心身ともにゆとりが出てきます。ただし、つわりの程度には個人差があり、もう少し長引く人もいます。

 

◆つわりがひと段落して食欲が戻ると、ついつい食べすぎてしまいがちですが、今後の体重管理に影響するので注意して。また、本格的に赤ちゃんへの栄養補給が始まる時期なので、赤ちゃんに良質の栄養を届けるためにも、バランスのとれた食事を心がけましょう。ママが健康的な食事をすることは赤ちゃんの健やかな成長に必須であり、妊娠高血圧症候群などのトラブル予防にも大切なことです。できるだけ薄味で低カロリーを心がけ、タンパク質、カルシウム、鉄をたくさんとりましょう。

 

◆仕事をしている人は、つわりがおさまっても、妊娠前と同じように仕事が進まないと感じる人もいます。赤ちゃんを意識していることや、妊娠を維持するホルモンの影響もあってか、集中力がとぎれがちになったり、記憶力が低下することもあるようです。

 

◆里帰り出産を予定している人も、そろそろお産する病産院を決めましょう。特に地方では、産める場所がかなり限られていることも。実家の両親と相談するなどして、なるべく早く予約します。お産をする施設が決まったら、健診で通っている病院に報告するのを忘れずに。

MORE

●マタニティウエアの選び方
●バースプランの立て方
●安産ボディのつくりかた
●よくある心配&トラブルなど

 

もっと知りたい方はこちら

※本記事は、下記出典をもとに一部加筆・再編集したものです。(新星出版社/向山)

妊娠・出産オールガイド
竹内正人 監修 (プロフィールは下記参照)
本書は、はじめて出産を迎えるママと、サポートするパパのための1冊です。
妊娠期間を楽しく過ごすためのアイデアをはじめ、妊娠中の体のトラブルや、お悩みについても詳しく解説しています。先輩ママ2000人の声(自社アンケートおよび、コンビ株式会社 妊娠・出産&製品口コミ情報サイト「コンビタウン」)をもとに、体験談やアドバイスも満載。
またバースプランの立て方、パパが協力できることなど、出産に向けての内容も充実しています。
『マタニティヨガ30分体験DVD』の特典付き。巻頭特集では、お腹の中の赤ちゃんからのメッセージ「ママへ」(体内赤ちゃん実物大イラスト)、「そろえておきたいベビーグッズガイド」も収録し、盛りだくさんの内容です。
購入はこちら
竹内正人(タケウチマサト)
産科医、医学博士。日本医科大学卒業。米国ロマリンダ大学で周産期生物学、日本医科大学大学院で産婦人科学と免疫学を学び、2005年まで葛飾赤十字産院に勤務。産科部長として周産期医療に力を注ぐとともに、JICA(国際協力機構)母子保健専門家として、ベトナム、アルメニア、ニカラグア、パレスチナ、マダガスカル、カンボジアの母子医療にも関わる。現在は東峯婦人クリニック(東京都江東区)副院長。2006年、生から死までホリスティック(=全体的)に関わりたいと、主にグリーフケアの場として東峯ヒューマナイズドケアセンター・ラウンジクリニックを開設。より優しい「生まれる」「生きる」を目指し、国・地域・医療の枠を超えた”行動派産科医”として活動している。(書籍刊行時)

竹内正人オフィシャルサイト
新着記事