2021.09.02
【子どもが生まれたら知っておきたい! 赤ちゃんの様子】

生後11カ月~1歳 初めての発語・立っち・あんよ その瞬間に向けて準備中!

もうすぐ赤ちゃんもママもパパも1歳を迎えます

 今回は、『育児オールガイド』より、生後11カ月~1歳の赤ちゃんの様子を解説します。

 

 この時期の赤ちゃんは、初めての発語、立っち、あんよに向けて、心も体も準備を進めています。「しゃべりたい」「立ちたい」「歩きたい」、という欲求と、体の発達が結びついたとき、その瞬間が訪れます。それがいつになるかは個人差が大きいので焦りは禁物ですが、楽しみに待ちましょう。できればカメラやビデオにも収めたいですね。

 

 また、まもなく迎えるお誕生日には、ママやパパも親として1歳になります。1年間の親子の成長をたたえてお祝いしましょう!

体👶

 生後11カ月~1歳の赤ちゃんの体の特徴はこんな様子!

伝い歩きとはいはいで、自分の意志で行きたいところへ

 体重は出生時の約3倍、身長は1.5倍に。スマートな幼児体型にますます近づきます。

 この時期、多くの赤ちゃんが伝い歩きとはいはいを組み合わせて、家の中を自由に動き回るようになるでしょう。早い子は、ひとりで立っちしたり、歩き始めることもあります。

 

 また、マグカップを自分で持って麦茶を飲んだり、簡単なものならふたの開け閉めなどもできるようになります。

心💛
大人のまねっこが大好き。ものの名前も少しずつ覚えます

 「バイバイ」と声をかけると手を振る、着替えで「バンザ~イ」と言うと両手を挙げるなど、言葉を理解して動ける場面が増えます。このような動きは、大人をまねして習得していくもの。まねをするというのは、「相手の動きに興味をもち、動きの意味を理解し、自分でも同じ動きをする」と、実はかなり高度な動きの連携ができる、ということです。

 ものの名前も少しずつ覚えていきます。例えば、バナナを大好きな子が「バナナ食べようか」と言われて喜ぶのは、「バナナ」という名前を覚えた、ということです。

生活・お世話🏠
お昼寝が1日1回になり規則正しい生活リズムに

 1日3回の離乳食をしっかり食べるようになると、栄養の多くを食事からとれるようになります。

 お昼寝が1日1回になる子も増え、生活リズムもぐっと規則正しくなります。夜は9時までに寝る、休日も平日と同じ時間に起こすなど、リズムをきちんと守ってあげましょう。

主張を受け入れられないときは、うまく気をそらしてあげて

 オムツを替えたいのに逃げる、お昼寝の時間なのに公園から帰るのをいやがるなど、自己主張が強くなって、ママが頭を悩ませる場面も増えます。叱ったり、無理強いするのは逆効果なので、うまく気をそらせて誘導してあげましょう。「お尻を出してる子は食べちゃうぞ!」と楽しそうにつかまえたり、「そろそろおうちに帰っておやつにしよう」と誘ったり。ママの腕の見せ所です。

🐤遊び
まねっこ遊びを通じて言葉と動作の連携を促しましょう

 「まねっこ遊び」で言葉と動きを結びつけてあげましょう。「ジャーンプ!」と言いながら飛び上がる、「いただきます」と言いながら手を合わせる、「すごい!」と言いながらパチパチ拍手するなど。まずママがやって見せてあげ、赤ちゃんが興味を示せば、一緒に楽しんだり、手を添えて教えてあげましょう。

 絵本に興味を持つ子も増えます。ページを指差したり、声を出したときなどは「そうだね、ぞうさんだねー」と赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげましょう。

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※本記事は、下記出典をもとに再編集したものです。(新星出版社/向山)

※写真/shutterstock

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草川功 監修(プロフィールは下記参照)
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草川功(クサカワイサオ)
医学博士、聖路加国際病院小児科医長。1983年東京医科大学卒、1987年東京医科大学大学院を修了。東京医科大学付属病院、国立小児科病院、ピッツバーグ小児病院などを経て、現職。日本小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会指導医および新生児蘇生法インストラクター、American Heart Association PALSインストラクター。NHK Eテレ『すくすく子育て』では医療の専門家として出演。穏やかな口調とやさしい笑顔で、新米ママ達からの信頼も厚い。

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