2022.03.03
【子どもが生まれたら知っておきたい! 赤ちゃんの様子】

生後1歳6カ月~2歳 体型も食事も遊び方も幼児らしくなっていきます

ダイナミックな遊びはパパの出番! 新鮮な刺激を与えて

 今回は、『育児オールガイド』より、生後1歳6カ月~2歳の赤ちゃんの様子を解説します。

 

 もうすっかり赤ちゃんではなくなり、体型も食事も遊び方も、幼児らしくなってきます。個人差もありますが、2歳頃までに話せる単語が50語くらいまでになり、「パパ、あっち」「ワンワン、いた」など、二語文も出始める子が増えます。

 

 この時期になると運動量が増すので、ママは一日中遊んでいるとぐったり。そんなときはパパにバトンタッチしましょう。パパならではのダイナミックな運動や、ママとは違う遊び方で新鮮な刺激を与えてあげられ、一石二鳥です。

体👶

 生後1歳6カ月~2歳の赤ちゃんの体の特徴はこんな様子!

運動能力が目覚ましく発達していきます

 体重増加よりも身長の伸びが顕著な時期で、ますますスリムになります。

 2歳に近づくと犬歯が生え、歯が16本になる子もいます。

 ほとんどの子が上手に歩けるようになり、とことこ走る様子も見られるように。すべり台もひとりで遊べるようになるでしょう。

 「うちの子はやっと歩き始めたばかり」という場合も心配しなくて大丈夫。運動能力の発達が早いか遅いかは、将来の運動神経とはまったく関係ありません。ただし、「多彩な運動の経験値」は、運動神経に影響します。できるだけたくさん体を動かせるように公園で遊ばせてあげましょう。

心💛
「自分のもの」がわかるようになり、他の子にヤキモチをやくことも

 2歳に近づくと「自分のもの」がわかるようになり、ママが他の子を抱っこするとヤキモチをやいたり、他の子が自分のおもちゃに手を伸ばすと怒ったりするようになるでしょう。

 引き続き、同年齢の子とは並行遊びの時期。おもちゃの奪い合いなどのトラブルも起こりがちなのでサポートしていきましょう。

 知的好奇心と言葉への関心が増して、2歳前後から「これは(何)?」も始まります。名称を正確に答えることにこだわらず、「ピンクのお花だね」などと会話を楽しんでください。

生活・お世話🏠
離乳食から幼児食へ。スプーンを使ってひとりで食事も

 離乳食が完了して幼児食へ。すべての栄養を食事からとるようになります。

 また、歯がそろってきて、食後の歯みがきがより大切になります。多くの自治体では、1歳半健診か2歳健診で、歯の状態をチェックします。その際、歯医者でフッ素を塗ってもらうように指導する自治体も。確かにフッ素は歯を強くしてくれますが、油断しないで毎回きちんと歯みがきしましょう。

子どもの「自分で」をこっそりサポートしてあげて

 日常生活では何でも自分でやりたがるので、できやすくなるサポートを。例えばひとりで手洗いしやすいよう踏み台を置く、自分で食べやすい食器やスプーンを用意してあげるなど。ゴムのゆるいゆったりしたズボンや、かぶるだけのTシャツなど、脱ぎ着しやすい服を用意してあげるのもおすすめです。

 そして、できたときには表情豊かに「できたね!」と認めて、ほめてあげましょう。

🐤遊び
音楽遊びや楽しいお絵描きで感性を刺激しましょう

 音感が発達して、幼児向けの音楽に合わせて歌ったり踊ったりするようになります。ママも一緒に歌って、踊ってあげましょう。ひとりでするより何倍も楽しく遊べます。

 お絵描きでも、画用紙にクレヨンで描くだけでなく、いろいろ挑戦してみましょう。大きな模造紙に自由に思い切りなぐり描き、切った野菜や丸めた布でスタンプ、手に直接絵の具を塗ってペタペタアートなど。感性を刺激する、新鮮な遊びになります。

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※本記事は、下記出典をもとに再編集したものです。(新星出版社/向山)

※写真/shutterstock

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医学博士、聖路加国際病院小児科医長。1983年東京医科大学卒、1987年東京医科大学大学院を修了。東京医科大学付属病院、国立小児科病院、ピッツバーグ小児病院などを経て、現職。日本小児科学会専門医、日本周産期・新生児医学会指導医および新生児蘇生法インストラクター、American Heart Association PALSインストラクター。NHK Eテレ『すくすく子育て』では医療の専門家として出演。穏やかな口調とやさしい笑顔で、新米ママ達からの信頼も厚い。

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